歌詞投稿＋作曲募集・協作/競作のページ

輪っかの先に見えているのは
何も無い暗闇か
君の笑顔の輝きか

午前二時 ホームで待った
君が来ないと知っていたのに
あのまま部屋に居たらきっと
輪っかに人生掛けていただろう

午前五時 やっときた始発
扉の奥に君 見えた気がした
古いアルバムにいた君は
笑顔でずっと僕を見ていた

輪っかの先に見えているのは
光閉ざした暗闇か
君の笑顔の輝きか

午前八時 電車を降りた
君と旅した　町に来ました
どこかに君を感じられたら
僕はきっと幸せになれます

午前十時 あの場所です
初めて君に出会えた学校
今はもう廃校してました
なのに僕は 悲しくなれない

輪っかの先に見えているのは
いつかの思い出なくした場所
過去は過去です教えてくれる

午前十二時 もう疲れました
今は無き君の笑顔
古い写真の瞳の奥へ
意識ももう引き込まれそう

午後三時 響きわたる声音
虚しさだけを振るわせながら
時の過ぎ去る風を吹かせる
きっといつかまた見られるように

輪っかの先に見えているのは
誰も居ない暗闇か
君が待つ光の星か

午後四時 揺られてもたれ
箱船はどこへ往く
あの日君が流した涙
今なら少し分かる気がする

午後七時 最終駅です
ここから先は分かりません
君は待っててくれている？
きっとそうです。誰かが言った

フィルムの先に見えていたのは
君の泣いてる姿か
君が笑っている姿か

午前二時 ホームで待った
君とデートの約束してた
時は刻々進むのに
君は全く来なかった

午前五時 始発が来たよ
それでも君を待っていたんだ
断られたと思ったけど
君が窓の奥泣いて立ってた

フィルムの先に見えていたのは
君が泣いて謝った時？
奇異と二人で笑った時？

午前八時 デートで仲直り
まずは何か食べようか
ファミレスで､と君が言う
それも良いけど､海鮮ね。

午前十時 水族館
少し古くさいけれども
その分きっと君が綺麗に見える
二人笑顔の写真を撮った