雨
ガイア
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♪
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今日は一日雨模様
天気予報は雨マーク
どうやら既に
梅雨に入ったらしい
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ビニール傘を華麗に広げ
車に向かう
ザーザー降りの雨が
傘に跳ね返って音が鳴る
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心地良い雨音が
頭上から響き渡る
滴る雫は骨へつたり
肩に滴りびしょ濡れだ
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水も滴るいい男
なんて僕には似合わないから
守りたいこの傘で
防御態勢になる
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車があとは何とかしてくれる
と思って乗り込む
僕の後ろ姿は
どうやら湿ってる様だ
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♪
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憂鬱な時間が退屈で
最近始めた煙草を吸った
少しでも気を
紛らわしたくて
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吸殻を捨てて
深呼吸して一息つく
僕は車を発進させた
でもアクセルが重く感じる
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毎朝午前
五時からの活動
時間が迫ってくる
ああ、どうしてなの
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休みをください
切実な思いです
ずる休み?
そんなの出来たらしてます
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外は晴れても
心がどんより雨模様
いつかこの心に
刺されるような光を
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どこか遠くで
望んでいる
これは純粋な
僕の気持ち
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そんな毎日が
ループし続けて
只管今も
ループの隙間にいざなわれ
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車の時計を確認したら
もう出発しないと
間に合わなさそう
今日も憂鬱だな
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昨日踏めなかった
ペダルを踏む
今日を乗り越えれば
明日から天国
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渋滞の道も走る
いつも通り
変わらない景色
退屈な世界
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人生に嫌気もさしてる
そのせいなのか
よそ見してたらしい
気付いた時には
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見慣れない
景色の部屋
白い壁に
白いベッド
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