山羊の酒場頭上にひらり舞い降りた妖精 かわいい火を吹き 目の前を横切る小さな竜 カウンターで豪快に酒を呷る熊 テーブルに置かれた 金平糖を弄んでいると 窘めるような視線に出くわす マスターの山羊だ 目当ての豹はまだ顔を出していない 仕方ない グラスの底でテーブルを叩き 何杯目かのミルクを注文した
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