つくりもの二十になった彼女の目 いつもの如く魚の目 プラスチックの靴底に こびりついてる偽の土 彼女が履いたその靴は かつての人の贈り物 偽物ばかりのこの世では 二度と帰らぬ壊れ物 ポリエステルのその男 定めに燃えて暮らしてる 魚の顔したその女 共に過ごして擦り減らす 同じく過ごし日を削る プラスチックの心には 彼女の姿、存在を 本物なのだと感じてる ポリスチレンの熱情に 僕は心を擦り減らす アスファルトに似た感情に 僕は心を削られる ♪
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