541694 / 藤宮 風
時を止めた空想世界の傷で泣きたくなるなら
そんな時は自分が
(I know?)
落ちる一瞬だけ 翼広げればいいの
与えられた言葉で 君は言うの
『あいしてるよ』
笑顔で背中を見送ったって
叫び出す心はいつも真夜中
何を解き放つっていうの?
あるはずのない夢追いかけて
触っても届かなくって 叫んでた鼓動
声が枯れるまで 呼び続けるの……
あなたを知りたくて 刻みつけた傷が
もう痛みを忘れてしまいそうよ
駆け抜けるほどに 胸が痛くなるの
だけど
月が滲むほどに
涙溢れてしまうの?
舞い降りる天使
どうせ忘れてしまうのでしょう?
錆びついた黒い空見上げても
あなたどこにもいないの
また言ってよ
君のほんとに 近づきたいんだから
まだあなたいるって知ってるから
そしてまた出会えるって信じてよ
そのうちわたしは一人きり
枯葉が作り出した幻さえ
そうね遠い未来のように 嘘つきなんだから
いまの二人もどうせいなくなるんでしょ?
優しくない歌が届いたら
もう笑っていられないわ……
流れ星が堕ちてくように
あなた手を繋いで 踊ってよ
星は飛んですぐ届かなくなる
わたしきっと 間違っていくのよ
走り出したあなたの声
心の奥底で見守ってる
あなたと戻りたいの
同じ気持ちがまだあるなら
ずっと一緒にいるから
変わらないままでいたいって言ってよ!
遠ざかる背中 歪む後ろ姿を見てるの
すべてが遅すぎたって知るから
さあ 手を掴んだら
どこまでも走り出すのよ
あの景色を見せたいの
泣き出すのはまだ早い
翼を あなたの破片を 震える手が抱きしめる
高く……虚ろな世界なら要らないよ 一人だなんて
言わないで選んでみせるから 恐れずに進むわ
心がすり切れても 約束された未来があるなら
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