北浜の酔歩人雑踏をくぐり抜け ボールは街を転がっていく ときには坂を上りながら ときには川に落ちながら 北浜の酔歩人は そのボールを追っていく 誰にも行先はわからない あるのは熱狂か絶望か シカゴの乱歩人は酔っ払いを見て笑う 私たちは彼らよりもうまくボールを追えると 遠くから見ていると 追随できているのは数人だけだった
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