| 340794 / sea 
 スフィア街明かりが暗むとき
喧騒がやってくる
 僕は耳を塞ぐけど
 音はすり抜け脳を刺す
 
 隣りにいる無邪気なキミは
 何もないようなフリをして
 見透かすようなその瞳で
 僕に微笑みを向けるんだ
 
 夜の帳が下りるとき
 騒音が鳴り響く
 私は口を噤んで
 音の方を見つめてる
 
 隣りにいる臆病なキミが
 泣き出しそうな顔をして
 壊れてしまいそうだったから
 勇気を出して問いかけた
 
 この丸い世界で人と人は助け合って
 徐々に視界がぼやけていく
 この丸い世界で人と人はいがみ合って
 徐々に声が消えていく
 
 世界に角が立っていく
 
 ♪
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