| 319822 / kawahirokh 
 差し込む光思えば思うほど 
踏み出せない勇気
 小さな空き箱に
 閉じこもってる
 
 流れる時代の狭間で
 一つの魂が眠ってる
 何も無いまま ただひたすら
 時間だけが過ぎてゆく
 
 すぐそこに差し込む光
 それでも手を伸ばせぬまま
 現実の風から遠ざかり
 ひたすら逃げてる
 
 小さな窓の隙間から
 差し込む光の眩しさ
 ぶつけられぬ苦しみは
 どこまで続くの
 
 もうどうしようもないと 諦め
 殻にこもる日々
 伸ばしかけた手を また下げて
 苦しみが増えてく
 
 いつまでこんな日々が
 続くのかと思っていたら
 知らぬ間に僕の心から
 涙が溢れた
 
 差し込む光に今
 そっと手を伸ばすよ
 澄み切った空が僕の
 背中を押す
 
 久しぶりに浴びる
 あの風と声が
 あの頃の僕の
 記憶を呼び覚ます
 
 差し込んだ光が
 魂を覚ました
 そんな時僕らの
 時代が変わってく
 
 
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