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データ種別 | サイズ(Bytes) | ファイル名 | ファイル仕様 |
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mp3 音楽ファイル | 3408768 | 552063.mp3 | MPEG ADTS, layer III, v2, 128 kbps, 16 kHz, JntStereo |
MIDI データ(カラオケ用、加工用) | 43735 | 552063.mid | Standard MIDI data (format 1) using 14 tracks at 1/384 |
pdf 楽譜(高精細) | 1619813 | 552063.pdf | PDF document, version 1.4 |
lilypond 楽譜データ | 36630 | 552063.ly | UTF-8 Unicode text, with very long lines |
「吾輩は猫である」 夏目漱石+mico
♪ 吾輩は 猫 である。 名前は まだ 無い。 どこで 生れたか とんと 見当がつかぬ。 何でも薄暗いじめじめした所で ニャーニャー 泣いて ニャーニャー 泣いて 居た事だけは 記憶して居る。 ♪ 吾輩は 猫 である。 名前は まだ 無い。 どこで 生れたか とんと 見当がつかぬ。 吾輩は ここで 初めて 人間 といふものを見た。 吾輩は ここで 初めて 人間 といふものを見た。 ♪ ♪ しかもあとで聞くとそれは 書生 という 人間中で 一番獰悪な種族であったそうだ。 この書生というのは、 時々我々をつかまえて煮て食うという話である。 ♪ しかし その当時は 何という考えもなかったから、 別段恐しいとも 思はなかった。 ただ 彼の手のひらに載せられて スーと 持ち上げられた時、 何だかフワフワした感じが 有ったばかりである。 ♪ 手のひらの上で 少し落ち付いて 書生の顔を見たのが、 いわゆる人間というものの見はじめであろう。 この時妙なものだと 思った感じが 今でも今でも 残って居る。 ♪ 吾輩は 猫 である。 名前は まだ 無い。 どこで 生れたか とんと 見当がつかぬ。 ♪ ♪ |