![]() ![]() Ver. 3.25 (Aug 2024-) orpheus2024a |
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水の針が檻をこわすまで あなたはどこへも翔べない
嘴にわたした鍵は のみこんで溶かしてしまった 心音を隠しつづけるため おわらない雨乞いの歌 あしたの夢から覚めても なんど日曜日になっても エメラルドの星雲は 今夜も暗黒のはるか彼方 ありきたりな|果実《フルーツ》だから 毒牙で傷つけ食べさせる 植えてきた|七変化《しちへんげ》は 何色に染まっているんだろう 確認するための習慣 おきまりの深夜徘徊へ 雨あしについてゆくと 街の音は流れさり プロムナードの水たまりは もっと深くなる 雨粒のレインコート 濡れているメモランダム 心を感じていたいから 傘はお留守番 花びらにおちた雫が 一滴の星にかわったのは 雨宿りをしていた ゲンジボタルのおかげだね 孔雀の羽音がきこえる |梅雨《ばいう》が髪に染みこんできた 〝めざめないで太陽〟 歌詞をまだ綴りたいから |
← 作曲公開したらここから登録それと同時に、曲公開されたことを投稿失礼いたします。 子どもの頃、近所の神社の境内で飼われていた孔雀。気がつくと檻ごとなくなっていたので、本当にいたのかどうか不思議な記憶です。あの孔雀はどこへいってしまったんだろう、季節はたしか梅雨だったような、そんなことを思いながら書いた詩です。後から調べて知ったのですが、孔雀は雨をもたらす鳥なんですね。 雨の日の深夜徘徊は漠然としたあこがれです。今のご時世では危ないですね。水たまりを音を立てて歩くのは好きです。 何卒よろしくお願いいたします。 [2024/06/19 Wed 22:23:30-tao_hiro] 夜狩尾さん、こんにちは。 素敵な歌詞をありがとうございます。またまた曲を付けさせていただきました。いつものように歌詞の理解は浅くて恐縮なのですが、幻想的な世界に魅せられました。 自作の未公開インスト曲「土砂降りの雨の中で(id=656776)」をベースに、このように仕上げてみました。 お気に召して頂けたら幸いです。 また、この曲をオルフェウスのオリジナルから音源を変えて録音し直しました。クリアに聞こえると思います。よろしければ、YouTubeに投稿したもの(下記URL)をご試聴いただければ幸いです。 https://youtu.be/cpIKJP6OHyc?si=t6wFAMoOjVHEtweV この動画に用いた画像は生成AI(Microsoft designar)で作成しました。初めての試みで拙くて申し訳ないのですが、夜狩尾さんの幻想的な歌詞をほんのちょっぴりビジュアルイメージ化できたような気がします。ご感想をいただければ幸いです。 [2024/06/19 Wed 22:50:54-tao_hiro] 曲構成の都合で、もともと4つの節だった歌詞を8つの節にさせて頂きました。平にご容赦ください。 |