![]() ![]() Ver. 3.25 (Aug 2024-) orpheus2024a |
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流されてゆくの 心
追ってゆく身体(からだ)さえ きっとしまいには 立ちどまったのは 波が こんなにもあたたかく 感じられたから つめたいはずの 冬の海が わたしを 抱きしめてくれるなんて なにも言わない あなたの愛 いままで もらいつづけていたのね メッセージボトルが ゆれる胸元に にじんだ手紙は 異国の文字だね しょっぱい味だけど ゆるしてください すっかり満たして しずめてあげたの とかされた言葉は 海の底に ガラス瓶のなかの 水中花になって 泳ぎつかれたから ねむるままに しずかに咲いたのよ 春の夢のように |
← 作曲公開したらここから登録それと同時に、曲公開されたことを深夜に突然イメージが浮かんで書いた詩なのですが、不思議とすっきり書き終えることができました。(最近はなかなか言葉が浮かばなかったり、素直に書き終えることができなかったので。)以前の投稿から短い間隔になりますが、この機会にまた投稿させていただきました。水中花とメッセージボトルは詩の中でつかいたかった言葉なので、今回同じ詩のなかでつかうことができてよかったです。 どなたかのお気に召しましたら。 |