![]() ![]() Ver. 3.25 (Aug 2024-) orpheus2024a |
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パンドラの 宝石箱には
ずっとねむっていたの 虹色の竜が ひろったの 寒い街角で そっとおこしてみたの 目ざめの炎を 七つの喉のほてった 逆鱗 夜泣きをなだめるように 愛撫すると 子守唄をきかせてよ なんてね そうねだる声はまるで 子供のよう 陽光と霙(みぞれ)の シャワーで モノクロのつばさ 綺麗にそめるわ 結晶(プリズム)の瞳を わたしが あなたの眼窩(せかい)に はめこんであげる 七色の ハンドベルが奏でる 近づいている 凶星(きょうせい)のスペクトル 花束は 黒い雪にかわって 舞ってゆくだけ キャロルの響く街へ |
← 作曲公開したらここから登録それと同時に、曲公開されたことをある日、パンドラが落とした宝石箱をひろった少女。その中に長い間ねむっていた7つの首をもつ虹色の竜。彼女は暗所にいた竜が光をとりもどせるように世話をするが、その結果として世界は変化してゆく、という物語です。いろいろな捉え方ができるとうれしいのですが。 どなたかのお気に召しましたら。 (2021/03/13/土/追記) 歌詞に手を加えました。他の詩を書いているうちに曲に乗る文章なら、もっとこうした方がいいじゃないかなと思いまして。イメージはそんなには変わっていないと思います。 作曲していただいたtao_hiroさん、申し訳ありません。至らぬ点が多々あると存じますが、今後ともよろしくお願いいたします。 [2021/03/10 Wed 11:11:21-tao_hiro] はじめまして。 タイトルと歌詞を拝見して、ギリシャ神話を想起しました。ちょうど同様のイメージで作った曲がありましたので、これをベースに、このように仕上げてみました。 お気に召して頂けたら幸いです。 |