侵号機
無香料
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草木も眠る午前三時
信号を待つ僕の前
何気なく振り向いた
あいつが立ってた
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目の前にいたのは
ちょうど三か月前
行方不明になってた
きみだった
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走り出す僕ときみが青信号を渡る
どこかで会えると信じていたから
巡りだす過去と今が交差点でぶつかる
二人と二つが今一つになる
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きみはスクランブル交差点の真ん中で
少しづつ語り始めたんだ
君が言うにはこの世界は少し窮屈で
何かを変えるため飛んだんだとさ
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それをぼそぼそと話す君の横顔は
なんとなく今までと
違っているようなそんなような
気がしたんだ 気がしたのさ
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動き出す世界と赤だった信号機
誰だって動き出すと思っていたから
紡ぎだす僕ときみの物語が始まる
まずは信号を渡るところから
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ここからも
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いつまでも
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昨日が終わり今日の時間が動き出す
明日を生きるため僕らは
動き出す
きっと
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