炎
無名の誰か
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ため息一つ交えながら
力なく僕は座り込む
偽りの光に
包まれに行くよう
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逃げ続けてきた
壁に囲まれ
乗り越えるしかないと
悟ったとき
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弱弱しい僕の炎が
消えかかっているとすぐ
はっきりと分かっていた
だからこそ捨てようかとも
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描いてきた夢も
理想も何もかもすべて
苦しみとともに
全てさよならしたかった
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心の火、決意の火
放っておくならいっそのこと
精一杯の生き吹きこんで
消してしまうのもまたいいや
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想い、今蒼く固めて
目の前の壁に向かってく
未来は誰にもわからない
僕は今立ち上がる
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