ここを ←クリックで 作曲開始 Ver. 3.23 (Aug 2023-) |
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好きな詩がどんな音楽になるのか、自分の想定とはるかに違うものを期待していましたが、ふと自分の書いた過去の日記の思いを自動作曲してみたいと思って登録したくなりました。それは、主観的な思いと客観的な視線がどう異なるかを知ってみたいという興味でもあります。また、和事もやっているのですが、その符丁を自動作曲してみたら西洋音楽的にどう解釈されるのかも興味があるところです。つまり、本来の作り手や送り手、書き手の主観的な思いとのギャップや相違点、あるいは一致点をみる面白い実験材料だと思ったのが登録のきっかけです。 音楽経験は小学生までピアノ、年をとってからは地元の囃子連で篠笛、太鼓です。 仕事は編集者。とくに30年近く出版社、大手新聞社、広告代理店などで医学専門領域の学術編集者をしてきましたので通常の編集者と違い、統計解析やデータを読み込むなどの学術編集です。現役です。ここ三年間だけ歴史学、教育学領域の学術編集に携わりましたが、また医学に戻っています。ただ、出身は私立の美術大学中退です。 Aiに関しましては、医学領域でも無視できないものになってきていますが、AIの登場以前から、統計学では95%CI(信頼区間)など、ばらつきを標準化して解析する手法が当たり前になっていました。ただ、このような標準化が表現の分野でどのような意味をもつのか、そこには大きな関心があります。 まず、やってみたいことは、個人的に好きな詩人、抒情性を排除した詩人の詩が、果たして抒情性のないメロディになって再現されるのか、そして、そのどの部分を改変することでメロディが変化するかです。このオルフェウスの学術的な面白さは、いろいろあります。感情や表現というものは、人間が受け手になってしまうと「さまざまな解釈」というまとまりのない文学的になってしまいますが、それをAIがどう解釈して曲にするのか。それは、先日も本郷の教育学の教授と飲んだときの話題なのですが、いじめや虐待で殺されていった子どもたちの心情を計る手段としても、遺書や記事をもとにはかってみたい、戦没者の手記を当ててみたい。それは単なる私個人の興味的関心ではなく、社会的に還元できるメッセージになるのではないかと。 私の音楽的な個人的興味は、三善晃のピアノやバイオリンなどの協奏曲はすべて戦争に関するメッセージだと思っていて、いつも聞いているのですが、それが彼の文章のなかからAIを通して読み取れるのか、大きな関心事です。彼の文章は難解ですが、そこに込められているメッセージがどう、クリアに表現されるのか、すぐにでも試してみたいのです。文章というものが、音楽というイメージにどう置き換えられるのかという点です。怒りのない文章のなかから怒りの要素をどう読み込んでいくのか、喜怒哀楽のさまざまな感情がどんな音楽になるのかが知りたくなりました。それは、三好達治のサンプルを聴いて、はっと思わされたからでした。 |
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