571654 / Styx Strix
はじまりに僕は少年の夢を背負って
西へ西へと船を進める
西を越えた先の空白に
何かがあると信じて
ああ、想い描く程に
ただ、目眩に襲われる
数えきれない程の
大きな予感が揺れ動いて
数えきれない程の
大きな不安に見舞われる
少年が聞いていた
ドビュッシーのラ・メールと共に
僕は孤独な船を
西へ西へと進めていく
光が道を拓いた!
風が空を踊った!
何マイルもの先 海原の彼方で
何かが確かに 蠢いていた!
光が雲を融かした!
風が頬を伝った!
何マイルもの先 海原の彼方で
何かが確かに 始まっていた!
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