278916 / 清流さん
虚構の化け物と哀しい夢夢を見ていた哀しい夢だ 惨めな僕が虚構の世界で
理想の自分に変われ王になり全てを支配してた
しかし僕が座り込んでいた玉座は崩れ
虚構の世界が僕の虚像を襲う
虚構が産みだした醜い化け物が
僕の王冠を奪い去り王の衣装を剥がす
虚像達が笑い虚無僧達が笛を吹き
虚構世界と現実世界が繋がろうとした
夢から覚めたこれですべてが終わった
そう思っていたしかし
虚構世界が現実に侵食し始め
再び僕を襲い始める
ヤメロヤメロと叫んでも
化け物は現実でも暴れる
僕を化け物から守ろうとした優しい人は
虚構に飲み込まれながら本性を現す
ドウシテコウナルンダロウ
僕ハタダ理想ヲ虚構ニ求メタダケナノニ
化物タチガ放ツ火ハ
何処マデモ燃エル
消え失せる希望 現実も儚く
崩れ去る僕の作り上げた虚像
実像も所詮レンズに写る幻
惨めから愚かに変わる僕がいた
襲いかかる僕の虚構世界
化け物の手に因果応報で塗られた刃物
僕はただそれに切り刻まれるしかなかった
それは虚構の化け物と哀しい夢
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